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1、お互いがお互いに連絡しあう。

 当然、既存のスライダにテキストフィールドと連絡する機能なんてないから、alpha専用のスライダを作らなければならないわけだ。テキストフィールドも同様。

 機能を拡張するためにおこなわれるのがサブクラス化という手法。

サブクラス化

 分類木の枝分かれ。

 花のサブクラスとして菊科。菊科のサブクラスとしてヒマワリ。同様に菊科のサブクラスとしてタンポポ。

Classesタグを選ぶと

Class階層表示。

表示の仕方はファインダと同じでブラウザ表示とリスト表示が選べるよん。好きな方を使えい。

 まずは、ManiManu.nib(English)をダブルクリックしてInterface Builderを起動する。

 で、ManiManu.nib(English)ウィンドウを選択しClassesタグをクリック。Class階層が表示される。

 ここで、Window側のスライダをクリックすると、スライダのClassであるNSSliderまで自動的に選択してくれる。便利!

Class

 分類。今回のNSSliderは大元のNSObjectから

NSObject - NSResponder - NSControl - NSView - NSControl - NSSlider

とサブクラス化されてきている。これらすべてクラス。

ManiManu.nib(English)ウィンドウをアクティブにした状態でメニューから

Classes>Subclass NSSlider

を選択。

MySliderの誕生〜!

で、テキストフィールドの変更を受けてスライダーを変化させるActionを追加するためにメニューから

Classes>Add Action to MySlider

を選ぶと、自動的にMySlider Class Inspectorウインドウが表示され、myAction誕生〜!

で、このmyActionにテキストフィールドからの変更指示を受けて自分の状態を変化させる処理を書くわけだ。そのためにはメニューから

Classes>Create Files for MySlider

を選択。

Action

 なにかをきっかけにおこなう動作。入力を受け、出力をおこなう作業。