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クォーツ

 前略。

 結局、やっぱり、「おおっ!」と思ってもらえるアプリに仕立て上げるには既存コントロールの切り貼りだけじゃ無理なわけで、自分、やっぱ半透明な画像がぐるんぐるん回るような派手な演出したいわけで...

 と、うろおぼえの「前略おふくろ様」のショーケン風に始めつつも、めざすは独自描画なわけですよ。そのためにはクォーツ、Quartzですわ。Core GraphicsとかOS X 10.4から導入されたCore Imageとか、どこらへんまでが Quartz 領域かよーわからんけど、とりあえずADC提供の Getting Started with Graphics & Imaging を読みつつ独自描画いってみよー。

Quartz(Core Graphics)

Cocoaで描画をおこなうためのFramework詳しくは

Getting Started with Graphics & Imaging

を読むべし。

[詳細英文]

タイムショックぐるぐる

 てな感じのアプリを作ってみようと思っとります。スタートメニューを選ぶとタイムショック風のインジケータが時計回りに点灯するので、できるだけ早い時期にマウスボタンを押して止める。チャレンジャーの反射神経を調べるアプリですな。そんな感じ。

 それではさっそくプロジェクト作成。

 ファイル>新規プロジェクト>メニューで新規プロジェクト作成し、プロジェクトのタイプはCocoa Applicationで名前はtimeshockとします。

プロジェクト作成

 もう、こまかな説明はしない。前回までの話を読み直そう。

[プロジェクト作成]

Examples>Alpha Rectanglesメニュー実行

パクるよ〜

 基本的に ADC を使っての未知の領域のプログラムは Getting Started なんたらってタイトルの文献を探して読みつつ、サンプルソースを調べていくってことになる。

 サンプルソースは Quartz2DBasicsが使えそう。

 さっそく Download Sample (“Quartz2DBasics.zip”, 1.65M) をダウンロードして実行してみると、特に Examples>Alpha Rectangles メニュー実行あたりが、かなーり参考になりそう。

 でプロジェクトの MainMenu.nib を開いて Window をみると一面 MyView なわけですよ。

 でもって、このクラスがなにかを Classes タグで調べてみると NSView の Subclass なわけですわ。

ADCを使う

今回使う Getting Started with Graphics & Imaging は

ガイド→ Graphics & Imaging → Getting Started

サンプルソースは

サンプル→ Graphics & Imaging → Cocoa

とリンクをたどって見つけました。

ADCの基本よ〜ん。

Quartz2DBasics

Cocoaで描画をおこなうためのサンプルソースだけど、画像をTIFFファイルやPDFファイルとして書き出したりもしてる。

[詳細英文]